この日の教室では、沖縄の海景を描きました。
先生が以前訪れた風景をもとに、お手本を描いてくださいました。
引き潮の時間帯でしょうか、遠浅の海の先には、小さな島が見えます。島には緑が生い茂っていますが、岩肌は白くて複雑な様子です。
調べてみると、沖縄のいくつかの箇所は琉球石灰岩と呼ばれる地層でできており、サンゴや貝殻でできているそうです。そういえば、家々の石垣や石畳、グスクなどでも見られますね。
先生は、まず岩や緑を描かれ、引き潮の浜辺をさっと淡墨で描かれました。そのあと、軽く墨を重ねて深みを出したりと、見ているうちに変化していく絵は、実際の風景が変化しているようでした。