編者の編み物125

 

気がつけば紫陽花の花も咲き始め、深緑の中に色とりどりの紫陽花が見られます。夏のような雲が出てきて、だんだんと春から夏へと季節が移り変わっていくのが感じられます。

さて、この日は教室を飛び出して、野外でのスケッチを行いました。

今回は、鶴見駅近くの總持寺を訪れました。

もともとは石川県の能登にあったお寺ですが、1911年にここ鶴見の地に移転されたそうです。その後、戦争などを乗り越え、今もひっそりと佇んでいるお寺です。

境内はとても広く、一つひとつの建物も大きく迫力があります。

木々に囲まれた三門を通り、いろいろな建物を見ながら進んでいき、皆それぞれの場所を決めてスケッチを行いました。

建物を描くのはなかなか難しいですが、それぞれが感じたものを描き留めることはなかなか楽しいものです。

境内には写経や坐禅の案内もあったので、日常の喧騒を離れて、ふと訪れてみたいものです。