編者の編み物113

「線は、僕を描く」という映画が公開されました。

同名の原作本を読まれた方も多いと思いますが、主人公霜介が水墨画と出会い、水墨画と周囲の人々との関わりを通して成長していく姿にとても共感できる本です。

先日の黄墨会展でもポスターを貼らせていただきましたが、やはり映画への関心は高いようで、映像化されてさらに多くの方々に水墨画の世界を知っていただけることと思います。

墨だけで表現し、描き直しができない水墨画は、一見難しいと言われますが、やってみると面白く、人生のようにとても奥が深いことがわかります。

水墨画と出会った人はそれぞれ、さまざまな人や絵との出会いを通して、水墨画の楽しさやその趣を知ることでしょう。

映画を通して水墨画が広く知られるきっかけになると良いですね!

https://senboku-movie.jp/