先日の教室では、先生が十日町にある集落の絵を描いてくださいました。
雪の中でもしっかりと葉を茂らせる杉の木立と、側道や家に降り積もる白い雪のコントラストを鮮やかに描いてくださいました。
遠近感を出すために雪の陰を薄墨で描きましたが、白い雪を描くのはなかなか難しいものです。
最近では茅葺屋根の家も少なくなり、トタンを貼っている家が多くなりました。茅葺職人の方々が少なくなったことと、茅そのものもそれほど多くないそうです。風景としては少し寂しい気もしますが、雪国で生活している方々にとっては、その方が便利で現実的なのかもしれません。
第51回黄墨会展は、3月30日(月)から開催予定です。
新型コロナウイルス関連で不安な日々が続いていますが、それまでに収束に向かうことを願うばかりです。
みなさまのご来場をお待ちしております。