編者の編み物73

今日からいよいよ9月に入りました。

朝夕は少しずつ涼しくなってきて、日に日に季節が進んでいることを実感できますね。

この日の教室では、先生のお手本を元に、奈良の法隆寺を描きました。

一見するとお手本は難しいように思えますが、先生が描いてくださるのを間近で見られるので、筆遣いや濃淡の付け方など、毎回勉強になります。

まだまだ修行の身ですが、いつの間に構図の取り方や表現の仕方がわかってきて、自分らしい水墨画が描けるようになってきたと思います。

教室で水墨画を描くと、自分の絵がどんなものか、遠くから見るだけでも客観的に、冷静に見るきっかけになります。絵の善し悪しではなく、今の自分の立ち位置を知ることができます。先生がその場で手直しをしてくださるので、どうすれば良いかもわかります。

やはり教室に行くと多くを得られるなぁと思いつつ、この日の教室も実りのある時間となりました。