編者の編み物36

今日の教室には、以前のお手本を元に、絵を練習してきた方が居られました。

東北の雪深い中の風景ですが、先生のお手本を見ながら、より近いものになるように努力されたそうです。お手本を見ていると、墨の濃淡や遠近感、絵全体の構図や絵としての完成度など、さまざまなことが見て取れます。自分で描いているときは、まったく気にしないところも、お手本を見てみると、細かな工夫や筆遣いがあることがわかります。

お手本から学ぶことも多いことがわかります。いざ自分の絵を描くときに、お手本から学んだことを活かせるようにしたいものです。教室に来てみると、自分では気づかなかったことを指摘されたり、意見をもらったりと、新たな刺激になります。

第48回黄墨会展は、いよいよ4月17日(月)から始まります。

教室で学んだことや、日々の生活からふと湧き上がってきた思い、旅を通して見たものなど、一人ひとりがさまざまな想いで描いた作品の数々は、一見の価値がありそうです。今回は総勢100点以上を展示し、22日(土)13:30からは、先生によるパフォーマンスもあります。

みなさまのご来場を、心からお待ちしております!