編者の編み物33

先日の教室では、雪解け水に咲く水芭蕉を描いてきた方が居られました。

写真に撮った旅の想い出を、水墨画作品にしたいと思い、描いたものだそうで、雪が積もる中に咲いている水芭蕉は、美しいものでした。

遠くの山や近くの木々、流れてくる雪解け水の遠近感や濃淡など、まだまだ良い作品になる余地があるようでした。主役である水芭蕉を引き立たせつつ、雪解けの季節の凛とした雰囲気が出せるようになればと思います。

これからが冬本番。春はまだまだ先ですが、いつか訪れるであろう春に向けて、前向きに、ひたむきに進みたいものです。

次の黄墨会展は、来年の春、2017年4月に予定されています。

このホームページでも、随時詳細をアップしていきますので、今後もご期待ください