編者の編み物32

先日のスケッチ旅行を経て、教室ではそれぞれのスケッチを水墨画にしてみました。

いざお手本の小田原城のお堀を描くとなると、なかなか難しいものです。実際に目で見た風景とスケッチした絵、墨絵の3つが、自分の中で一致するかどうかを考えると、イメージとの差が大きくなる一方で、考えれば考えるほど、深みに入ってしまいました。

自分が目にした風景は、何となく思い出せるのですが、写真やスケッチを見れば見るほど、より詳細に描こうとしてしまい、写実的な絵になりすぎたり、余計なものまで描いてしまったりと、絵としての面白さが無くなってしまったりするものです。

さらに、同じお手本を前にしても、墨の濃淡を活かして、強める部分と弱める部分をどう表現するかは、自分の力量や自分がどこを表現したいのかに委ねられます。それは、お堀の水面だったり、周囲の木々だったり、遠くに見えるお城だったりします。

スケッチの想い出が作品になると、野外でのスケッチの面白さやスケッチを墨絵作品にする面白さが感じられます。 

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