編者の編み物27

海の日を迎え、いよいよ夏本番といったところですが、いかがお過ごしでしょうか?

毎日暑い日が続いています。

先日の教室では、夏の花「ノウゼンカズラ」をお手本に描きました。ノウゼンカズラの花の鮮やかな色と、蔓や葉の複雑さがとても夏らしく、描き甲斐のある絵でした。

それぞれが宿題で描いてきた絵の中には、神代桜を見つけることができました。

いつかの春に見たという神代桜は、樹齢1,000年近いとも言われ、写真とともにスケッチもされたそうです。

ふと思うと、夏に桜の木の様子などを窺う人もいないかもしれませんが、夏の盛りにも桜は次の春に向けての準備をしています。暑い夏や厳しい冬を乗り越えるからこそ、次の春に素敵な花を咲かせるのですね。

黄墨会の次回展覧会は、2017年4月に開催される予定ですが、展覧会への出品作品としたいそうで、今から準備に励んでおられます。

一人ひとりが描きたいものを描き、制作意欲が湧く教室だと感じました!