今日の教室では、この季節にふさわしく、雪国の風景がお手本として配られました。
寒さ厳しい雪国で、こんこんと降り積もる雪の中、ひっそりと暮らす人々に思いを馳せながら、みんなで雪国の風景を描きました。
先生がお手本を描くのを見ながら、絵のポイントを学びましたが、細かい筆遣いや墨の入れ方の一つで、それぞれの絵の雪の雰囲気は変わっていきました。できるだけ筆を入れずに、木々や民家の屋根に降り積もった雪を、いかに表現するかが話題となり、「墨を使って、白い雪を表現するのは難しい!」という声も上がりました。
こちらの生徒さんは、大胆な筆遣いで、自分なりの絵を描かれていました。大筆を巧みに使いこなすことで、凛とした小立や民家の雰囲気などを表現されていました。お手本のポイントを自分なりに理解し、自分の絵として表現しようとすることで、自分の画風というものが構築されていくのでしょう。短い時間で描いた絵について、先生からのアドヴァイスが入り、さらに絵が磨かれたようです。