今日の教室では、伊豆の寺院や横浜港の風景、花の蜜を吸っている蝶々、以前練習した法起寺の風景など、思い思いに描いてきた絵が並びました。
先生の筆が入ると、基本の調墨や絵として仕上げるためのワンポイントなどを聞きながら、徐々に絵ができていく過程を見ることができます。目の前で先生の筆遣いを見ていると、筆を運び方がよくわかるのですが、実際にやってみようとするとそう簡単にはいかないものです。
教室に来て、それぞれが絵にまつわる話などをしていると、共感するところがあったり、過去の想い出話が出てきたりと、絵を描くことの歓びが感じられるひと時となります。いろいろと試行錯誤している人には、お互いにアドヴァイスし合うことで、新たな発見や学びが起こり、来てよかったと思えることも多くあります。まさしく教室の場は、半学半教の場だなあと思いました。